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2005年9月例会の様子

9月例会テーマから一言
『超お客様満足主義!経営品質の理念が会社を救う』
~伸びている企業を徹底解剖!見えてくる自社の経営革新~

 講師 『望月 広愛 氏』 (株)Jアート代表取締役社長

9月例会では (株)J・アート 望月社長に情熱的な素晴らしいご講演をいただきました。望月社長には異例の司会進行役の一部までご担当いただきありがとうございました。

冒頭に所信は「利より信」と明言され、世の多くの経営者・オーナーの実際行動はこれと逆の「信より利」であると警鐘を鳴らしておられます。

老人や体の不自由な方に席を譲るような基本的に「人を思いやること」が「社会的責任」の原点であると説き、これが人としての基本的資質であり、組織の構成者の基本的資質として説いておられます。いわゆる「経営品質」でいう「社会的責任」はむずかしいことでなく、やさしく解釈し実行すべきであるという説明は十分にご理解できたと思います。

 「経営の基本」は一人一人が「人を思いやること」にあり、周囲の人を思いやることができれば、おのずから収益が向上すると説き、特にサービス業においては適切なご指摘と思います。勿論、製造業においても周囲を思いやることは大切なことで、「後工程がお客様」と言い、「品質は製造工程で作り込む」という生産(品質)管理の基本としています。

 経営品質のカテゴリーのやさしい解説もあり、次の点も参考になったと思います。

1.全員納得を原則にしており、納得したことは社員自ら行動に移す。それを信じている。経営効率向上にはスピードは必要でも人材育成にはスピードは採らない。

2.会議開催は目的を重視、終了時刻を守ることは二の次にする。時間厳守を徹底すると定刻に終わることが目的化しやすい。

3.「自主性」「創造性」「チームワーク」の風土を作るのは困難だが、芽を摘むことは簡単。待ちの姿勢に徹すれば社員が考えるようになる。悪い風土とは「指揮」「命令」「束縛」を強化することである。

4.人材育成には重点的に投資する。

5.教育とは共育、コーチングとは忍・任・認、肯定質問(どうしたら売れる?)=○・否定質問(どうして売れないのだ)=×。この記載でご理解いただけると思います。

6.参考になるホームページと文献は次のとおりです。

1)http://www.yebisuya.co.jp 

2)これが実践!超お客様満足主義 経営品質の理念が会社を救う

 今回の講演はサービス業における「人材育成」に関連するもので、茨城県北に多い製造業については「人を思いやること」以外に商品・製品の生産に関する例えば「図面の書き方(2D/3D-CADの使い方)、金型の作り方、溶接の仕方、等様々な基礎技能や技術力」の付加が肝要であり、根気の要る人材育成が必要であることを痛感します。月例会も製造業に関する身近なことも必要であると、当協議会内で検討していきたいと思います。執筆者としての考え方や感想です。

(監事 塚本裕宥)