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2005年11月例会の様子

11月例会より一言
「優秀企業の姿とは?優秀企業の本質とは?」を考える。

講師『西川 敬一 氏』 (株)ブロックス代表取締役社長・DOIT!編集長

11月例会に参加されたでしょうか、参加できなかった会員の皆様向けに講演内容をご紹介します。

今回は、教育用ビデオシリーズ「DO IT!」の編集長である (株)ブロックス西川社長にご講演をいただきました。西川社長ありがとうございました。実際のビデオによる取材先の紹介事例もまじえ、多くの示唆をいただくことができました。

 「DO IT!」は、西川社長が「日本を元気にしたい」との思いから始められた映像制作事業です。まさに「繁盛店作り」を支援すべく、世間に「頑張っている企業」の実態をドキュメンタリー映像にして伝えています。会場内の「DO IT!」認知度も高く約4割もの受講者がご存知でした。

中でも興味深かったのは、量販店の攻勢で苦境に遭った家電店の話でした。東京都町田市にある「でんかのヤマグチ」の健闘ぶりを実際のビデオ映像を使って、詳しく経緯や内容を語っていただきました。私も本ビデオについては、メーカー系列が異なる家電店でも頻繁に研修に活用されていることを承知しており、多くの家電店の社長を始めとする社内研修の教材になっています。また一方で、特徴ある朝礼を実施している健康食品の通信販売が主体の「沖縄教育出版」についても、実際のビデオ映像を使って内容のあるご説明をいただきました。

それぞれの企業から学ぶものは多く特に感じた点は、伸びている企業(組織)と伸びていない企業(組織)の差は、経営意識の差そのものであることを理解できます。特に「経営者のビジネスに対する思い」の差であるとのご指摘は、傾聴に値するものでありました。飛躍ではありますが、サービス業の優良企業の姿を垣間見た思いがいたしました。

 また、取材を通して「顧客志向」と「拡大志向」の差がよく見えてくるとの指摘も興味深い話です。優良企業の本質とは目指す方向が「顧客志向」にあるとの主張です。多くの企業が「顧客志向」と言いながら「拡大志向」になっているのが実態であるとの指摘は、企業・組織にとって耳の痛いことと思いました。私達もいま一度反省が必要ですね。

 講演を聞いたり、映像を見て感激したり、共鳴してもすぐ忘れるのが、悲しいかな人間の性です。感激や共鳴することだけなら誰でもできます。小さなことでよいから、それを実行に移して習慣付けていくことこそ肝心です。私自身そのように信じています。このことを企業・組織として実行して企業・組織文化の向上を図っていきたいものです。それが茨城県経営品質協議会の多くの会員企業に展開していただけることを期待します。

ご講演後の西川社長には、私達の身近にある「製造業」の優れた事例に対しても是非「DO IT!」でご紹介していただけるよう要望したことを申し添えます。当協議会の会員企業には製造業も多く、この要望にご賛同いただけると思います。

(監事 塚本 裕宥)