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2007年3月例会の様子

3月例会より一言
テーマ「税理士は見た!伸びる会社、潰れる会社」

茨城県経営品質協議会 監事 塚本裕宥

 3月例会では「税理士は見た!伸びる会社、潰れる会社」をテーマに、当協議会の理事であり(株)増山総研代表で税理士の増山英和様を講師に招きご講演をいただき、第2部では顧問先3名の企業トップの方々をパネラーとして増山講師のコーディネートでパネルディスカッションを行ないました。

 増山講師並びにパネラーとしてご参加された、平沼憲一様(平沼産業代表)、小川啓子様(FMぱるるん代表)、山口智子様(英語教育研究所代表)お忙しい中、誠にありがとうございました。

 今回の月例会では20点近い資料の配布があり、会員企業の皆様には既に郵送されご覧になっているかと存じますが、ご参加いただけなかった方々も含め、未読でしたら是非ご覧いただけるようお願いいたします。

 はじめに、1.顧客満足とは“企業が顧客に満足を与える活動”と考えていたが、経営品質向上プログラムを学び、“顧客が自分自身の判断基準で満足するもの”であることに気づいたこと。
2.品質ISOも単に製品品質だけでなく顧客満足を視野に入れ、顧客と継続取引をする仕組みに進化し、そのマネジメント導入は、かつての製造業からサービス業へと拡大していること。
3.大久保寛司氏の特別講演を聞いて、経営革新のプロセスは、「学ぶ」→「気づく」→「動く」→「続ける」であり、気づいたことから実践に移すことが大切であること、など増山講師ご自身が感じられ実行に移された「3つの体験談」から講演の本題に入られました。

 講演の本題では、1.中小企業の現状と課題、2.潰れる会社の原因、3.伸びる会社の成功要因、4.経営革新のススメの手順で例示がありました。
各種資料によって、1.戦後欠損率30%の時代→欠損率50%の時代があり、最近は欠損率70%の時代が続いている、2.廃業率>開業率、取引先は減少していく、3.少子高齢化の時代到来、4.後継者不足、5.全国の倒産分類比較、6.茨城県の倒産原因など、詳しい解説を加えていただきました。これら諸問題ついては、会員企業それぞれでも抱える課題として無視できない内容と推察いたします。
 経営革新のススメでは、1.SWOT/PPM分析の必要性と重要性、2.戦略立案の必要性と重要性、3.利益計画の作り方(損益分岐店分析)、4.経理とは「経営管理」の略で、月次決算の必要性や重要性についても詳しくご解説をいただきました。

 第2部では、「伸びる会社」の具体的事例として、3名の経営者の方々に企業経営にかけるトップとしての熱い想いと実現過程を語っていただきました。
平沼様からは「より豊かな会社にしてより豊かな暮らしをしよう、が経営理念でありコックピット(パイロットのいるコックピットのように経営指標が一目瞭然に把握できる)経営を目指したい」、小川様からは「スポンサーに特色あるメディアとして更なる価値提供に努めたい」、山口様からは「社員あっての顧客、まず社員との理念の共有」という、それぞれの想いを語っていただきました。パネラーの皆様には、日頃得られない経営革新に向けた生々しい苦労話をご紹介いただき、また経営努力のポイントを体験事例を交えて、多くの示唆とご教示いただきました。ご参加いただいた皆様に心より感謝を申し上げます。

 講演者とパネラーの皆様の「経営への真摯な取り組み」を参考にして、会員企業の皆様の会社がそれぞれに「伸びる会社」への更なる成長発展を期していただけたらと思う3月例会でした。