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2007年5月例会の様子

5月例会テーマから一言
テーマ『高い企業理念で経営革新 ・・・JQAで大企業病退治・・・』

講師『小川 徳男氏』 トヨタ輸送株式会社 取締役社長

 5月例会は22日(火)、トヨタ輸送株式会社取締役社長の小川徳男様をお招きしまして、茨城県市町村会館にて
高い企業理念で経営革新 ・・・JQAで大企業病退治・・・
と題し、多くの参加者のもとに盛大に開催されました。

 前半は小川社長が講演され、後半はトヨタ輸送株式会社総務部長の木全様、経営企画部長の加藤様、トヨタ輸送労働組合委員長の深見様、嶋久運輸株式会社常務取締役鶴岡様が加わり、鬼澤代表理事がコーディネーターとして質疑・応答をかねたパネル・ディスカッションが行われました。

 講演内容としましては、経営革新を進めることになったきっかけ、意識改革を進めるために50年ぶりに基本理念の見直しを図り、新基本理念を策定したこと。そして新基本理念を具現化するために「TYKP(トヨタ輸送革新プロジェクト:8大プロジェクト)」を立ち上げられたことなどを述べられました。
新基本理念は、1(対社会)良き企業市民、2(対お客様)お客様第一主義、3(対パートナー)最強の物流ネットワーク、4(対従業員)労使信頼・やりがい、5(会社経営)高効率経営という、5つの理念から構成されています。そして、革新を進めていく企画書の作成の段階では、全て、この理念に合っているかをみながら作成するということでした。
JQAとの出会いが経営革新を進めていく上で欠かせないものとなっているようです。

 後半での「質疑・応答」のパネル・ディスカッションでは、加藤様より企業理念を作成するに当たっての秘話が語られ、役員、幹部達が1泊2日で夜を徹して課題を出し合い、ベクトルを合わすために「会社の向かうべき道」として策定したとのことでした。
 また、教育認定制度としての「TLEP」は、自己研鑽プログラムのもと自分のしている仕事が「誇れる仕事」なんだという認識を生み、それが従業員のやりがいにつながっているとのことでした。
印象的だったのは、労働組合委員長が「小川社長のために仕事をやる。それは『社員を大切にするから』である」といった言葉です。労働組合委員長がパネル・ディスカッションに同席することなどは一般的には考えられにくいと思いますが、このことは正に『仕事は厳しく、人事は温かく』の表れといえるかもしれません。

(運営委員 萩谷 暁夫)