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2008年4月例会の様子

4月例会テーマから一言

テーマ: 『「納得感」を重視した革新支援に向けて』
     
講師: 大井 裕之氏 (ブラザー工業(株)CSR推進部  
               At your side推進グループ チーム・マネジャー)
    

「失敗から学び、推進する上でのこだわりを“納得感”におく」

どんなに優れた、また成熟した組織でも、その段階に行き着くまでには、失敗、挫折など、様々な乗り越えなければならないハードルが存在します。
 ブラザー工業(株)の大井さんは正に、社内での革新を進める上で、本人が“大失敗”と呼ぶ時期を経験し、そこから逃げずに失敗の原因を追究し、自身の役割を明確に位置づけ、革新を推進する上でのこだわりを“納得感”に求めたことでハードルを乗り切った方でした。
大井さんは、その失敗を、多くの組織で陥りがちな、推進組織を作り、開催頻度を決め、経営品質向上プログラムを活用して進めるという、一見良さそうに見えて実は、“相手の意識”に訴えない“納得感なき”推進だったと振り返る。
そこで、悩んだ末に、社内推進者として、「会社を良くしたいという気持ちは誰にも負けない、トップと現場をつなぐ役割でNo1になろう」と自分を位置づけで再スタートしたという。

そして、絶対に同じ失敗を繰り返さないために、
  1.相手の信頼あってこその推進
  2.その信頼を得る努力、“納得感”を持って進めるための手間をかける
  3.たくさんの仲間を!
  4.相手の納得とは、“そのまま”でなく、その意味を深く洞察し、自分なりの意味を加える
  5.そして、“明るく、楽しく、役に立つ”
を推進者のコミットメントとして、トップと現場をつなぐことに専念した。

 同社は、売上げの8割が海外であり、様々な国に拠点があるが、それぞれの国の文化や思想を認め、直接対話にこだわることにより、良好なコミュニケーションが生まれ、従業員の“誇り”を生み出している。
 改めて、キーマンとなる社内推進者の役割の重要性とコミュニケーションの大切さを認識させられた例会でした。

(運営委員:加藤祐一)