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2008年11月例会の様子

11月例会テーマから一言

テーマ: 「よく考え、すばやく行動する組織づくり」

講師: 藤村 文昭 氏 (株式会社藤村商会 代表取締役社長)

「よく考え、すばやく行動する組織づくり」

 11月例会は18日(火)、株式会社藤村商会・代表取締役社長の藤村文昭様をお招きしまして、水戸プラザホテルにて『よく考え、すばやく行動する組織づくり』と題し、多くの参加者のもとに盛大に開催されました。

 株式会社藤村商会は2007年に岩手県経営品質賞、岩手県商工会議所連合会会長賞を受賞しており、今年創立50周年を迎えました。
創業時は上下水道工事業者として出発しましたが、その後、流通物流業へと転換を図ってきています。地域の地元資本の工事店に顧客ターゲットを絞り込み、お客様の要求にすばやく応えるべく活動しています。
 
 昭和58年に最大の経営危機に見舞われ、この時に藤村社長は『ヒトの大切さ』を実感し、これを機に危機意識の中で全員の力を結集すべく「フジムラ経営の考え方三原則」を設定されたということでした。そして、全社員の考え方のベクトル合わせに、「フジムラ経営の考え方三原則」、「フジムラ経営理念」、「フジムラ社員行動指針」、「FCフィロソフィー」があるということです。

 中でも「FCフィロソフィー」は仕事に対する考え方、生き方の原理原則、判断基準として78項目で構成され、それをより具体的な行動指針として落とし込み、毎朝、部門ごとに司会者が1項目ごとに読んでいるということでした。このことが「よく考え、すばやく行動する組織づくり」の原点になっているのではないでしょうか。
同社では毎年、創立記念日に合わせて「経営計画発表会」を開催して全社員に周知徹底させると同時に、責任の所在を明確にしているとのことです。また、10月には「下期全社員大会」を開催し、お客様満足調査の結果から重要成功要因を決め、それを行動レベルまで落とし込み、下期の行動計画を策定しているとのことでした。

 「フジムラ経営の考え方三原則」の一つである「組織論」の中で、「強者と弱者、“弱者を大事にする”、籠を造る人、籠に乗る人、かつぐ人、役割分担をする」とお話されていたことが印象的でした。大企業でなく地方の中小企業でJQAに取組んだ結果、このように素晴らしい組織へと変革することができたという内容の例会だったと思います。藤村様、本当にありがとうございました。

 (運営委員 萩谷 暁夫)