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2010年9月例会の様子

9月例会テーマから一言

テーマ: 「倫理経営(心の経営)と経営品質向上活動を両輪とした経営」

講 師: 小山 陽一郎氏((株)大和不動産 代表取締役社長)

 松尾理事の開会ごあいさつで始まりました、9月例会では、2010年埼玉県経営品質賞知事賞を受賞された、株式会社大和不動産 代表取締役社長 小山陽一郎様をお招きして、「街の不動産屋の挑戦」というテーマでご講演いただきました。1952年創業時の「国土復興」という創業者の思いを継承され、現在の小山陽一郎社長が4代目。経営品質活動は、2007年から始められたそうです。
 経営の根幹ともお話しされた「社長の(4つの)想い」は、(?社員に明るく楽しく働いてほしい!?社員は家族、ともに幸せになりたい!?お客様に喜んでもらいたい!?不動産業界の社会的地位を向上させたい!)と、従来の不動産業界の体質とは逆な状況を目指されていて、これまでも、社員の方たちと自分たちに存在意義を何度も何度も話し合ったそうです。
創業50周年を契機に新たなる出発に向けて、「倫理経営(心の経営)」に巡り合われ、翌年から導入され、従業員全員のモラルの向上に取り組まれたそうです。小山社長の方から講演の冒頭にもお話しされていたことで「ごく当たり前のことを当たり前にすることで気づきを深め経営に活かす」との言葉のとおり、講演の途中で上映された「朝礼」の映像では、参加されている従業員の方たちが、大きな声での挨拶訓練や経営ビジョンの唱和など、従業員の皆さまの心が合っている姿は大変感動させていただきました。
この、倫理活動を土台に経営品質活動に取り組み始め、初年度(2007年)から埼玉県経営品質賞に申請をされ、いただいた評価レポートから、経営課題を明確にされていかれ取り組まれたそうです。小山社長は、「あまりアセスメント基準書の詳細にこだわらずに、出来るところからやって行きました」とお話しされ、経営品質活動のための経営品質ではなく、業務活動向上のための経営品質であると感じました。
今回の例会を通して感じたことは、現在、経営品質活動に取組みきれていない自社にとっても、?大和不動産様の様々な事例をお話しいただき、今後、私たちが取り組んでいくうえで多くのヒントをいただけました。思いや情などの定性的なだけの経営ではなく、定量的なものも合わせて取り組んでいく大切さをしっかりと感じさせていただきました。
小山社長 誠にありがとうございました。
(運営委員 菅原琢也)