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2010年度「茨城経営品質賞」表彰式「特別講演会」

2010年度「茨城経営品質賞」表彰式「特別講演会」
テーマ『成功と失敗、ここが違う?経営革新の事例研究?』
講師 『岡本 正耿氏』 (株)MPC 代表取締役

 先ずは「茨城経営品質賞」表彰式では、「奨励賞」を綜合建物サービス(株)が、「審査員特別賞」を(株)日乃本米菓製造が受章、2社の皆様 受賞おめでとうございます。
 それへのご努力に敬意を表します。次なる目標への挑戦もご期待申し上げます。

 7月例会ともいえる、2010年度「茨城経営品質賞」表彰式とその後の「特別講演会」に参加して、経営品質向上活動に関連する「成功と失敗」を教訓にできましたか。ご参加の皆様は、経営課題の発見や解決に当たり、「考え抜いて」行動していますか? こんな問い掛けから本レポートを書き始めます。
 本講演を聞いて受動的な「目から鱗が落ちた」、「感激や感動した」のではなく、能動的な「覚悟」を決めて「実行する」ことが大切であると私は繰り返し提唱します。講演の中にあった「言葉を実行に結びつける」かが肝心で、立派な教訓も実行が伴ってこそ意味があります。小さなことですが、心のこもった「挨拶=禮」を心掛けたいものです。

 「特別講演会」では、茨城経営品質賞委員会委員長 岡本正耿先生より、成功と失敗という視点から経営革新の事例をご講演いただきました。岡本先生ありがとうございます。

 ご講演の内容は以下とおりで、詳細は席上配布や会員あての資料をご参照ください。
 1.成功事例:「割れ窓理論」によるニューヨーク市警本部の事例等
 2.失敗事例:思いつきで経営戦略を決めた事例等
 3.成否を分けるもの:考え方の前提、よりどころを明確にしているか
 4.よりどころをつくる:自己の存在理由、価値を掘り下げ、思想を作る
 5.価値観を深く共有する:慣習的行動を「新しい行動」に変える
 6.価値観不在:売上目標のみの追い掛けは不適切な事例の典型
 7.価値観の身体化:頭脳へのインプットでなく、体に染み付くまで習慣化が大切
 8.言葉を実行に結びつける:手順、プロセスを考え、実行することこそ大切
 9.役員と労組:労組幹部は会社の現状を皮膚感覚で感じ取る:ヤマト運輸の例
 10.タガが外れる:過剰設備投資等の例が典型
 11.イメージさせる:主婦の仕事(同時進行型)等他のことからイメージする
 12.物語る:物語として社員に語りかけるES
 13.3つの思考法:大前提・小前提・結論/演繹・機能・仮説のマトリックス的思考
 14.旭山動物園の思考法:形態展示→行動(生命)展示に至る思考法
 15.堀川高校の思考法:「大学受験→知的探求」、見えないものを見る想像力の育て方
 16.小型店の思考例:シマナカ、五十嵐酒店の考え方、お客様を丁寧に観察・付き合う
 17.想像力を育む:アルバイトに想像力を育てる工夫:ディズニーの例
 18.観察力を育む:値段のないメニューから想像力を働かす例
 19.アイディアとの出会い:スターバックスの例
 20.考え方:ジョミニの戦略的計画、クラウゼヴィッツの戦略的直観についての知見
 21.過去・現在・未来の思考:以下については時間不足で詳細は省略、質疑応答はなし
 22.段階的な3つの思考法:
 23.適応の3つのレベル:
 24.戦略ストーリー:

 改めてもう一言、立派な教訓も実行が伴ってこそ意味があります。心のこもった「挨拶」を心掛けたいものです。挨拶とは禮、禮を忘れると日本の発展は望めません。

(理事 塚本裕宥)