HOME > セミナー・勉強会の結果報告 > 月例会の様子

2012年6月例会の様子

テーマ『己の感性を磨く』
講師 『大久保寛司氏』 人と経営研究所 所長

 6月例会に参加して自分の心を磨くことができましたか。講師大久保寛司様 ご紹介の方々と自分とを対比確認できましたか?こんな問い掛けから本レポートを書き始めます。
 本講演を聞いて、受動的な「目から鱗が落ちた」、「感激や感動した」のではなく、能動的な「小さくても覚悟」を決めて「何かを実行する」ことが大切であると私は何度も提唱します。「人と必ず笑顔で挨拶する」というようなことを実行しては如何ですか。
 6月例会では「己の感性を磨く」と題して、この時期毎年恒例で皆様お馴染みの 人と経営研究所所長 大久保寛司様にお越しいただき「己の感性を磨く」ための私達の心掛けを詳しく、かつ熱く語っていただき、大久保様ありがとうございます。
 今回、大久保様はスーツ姿でなく、藍染めの作務衣でご登場、心を込めてのご講演です。
 大久保様ご紹介の個々の事例は、過去の月例会でご講演いただいた伊那食品工業、川越胃腸病院、日本理化学工業(当協議会には未来場)、沖縄教育出版(同未来場)の事例が多々含まれており、それらの企業・組織の事例を思い起こしていただきたいと考えます。
 そして、これらを含む企業・組織の見学会に積極的に参加したり、関係の皆様に会いに行くことを大久保様はお勧めです。人と接すると新しい何かが見えるとご指摘です。
 当協議会のホームページや市販の映像等をご参照いただくこともできます。
 演題の「己の感性を磨く」に関して、質疑応答を含め講演内容の要点をまとめると以下のようになります。やさしい表現によるものを取り上げるよう心掛けました。

1.人も企業・組織も小さな努力の積み重ねで続く。伝統工芸のようなものである。
2.何を言うかより、誰が言うかに重みがある。気持ちを込めるのは人だからである。
空気、雰囲気は人が醸し出すもの、具体例では、結果はリーダーの人柄に繋がる。
3.言葉は命、褒め言葉が大切である。
  気持ちのよい言葉は人が動く(動かす)効果がある。
4.小布施町の町興しのように、できない理由でなく、できる方策を考えたい。
  細かく考えるとやらなくなる。やると決意することが先決である。
5.具体例として、ごみを見つけたら拾う。周囲が気になったら勇気をもって拾う。
   小さな勇気は、大きな勇気に繋がることがあり、大切にしたい。
6.感性の磨き方は「素晴らしいものを見ること」「よいものに沢山触れること」「素晴らしい生き方をしている方と多く触れ合う」のがよい。
よい人とは、どれだけ多くの人を助けるか、私利私欲で動いている人ではない。
7.景気が悪化(私は低成長の時代と捉えている)、会議室で議論しても始まらず、仕事は一体感を持ち明るく行うのがよい。
8.感性の鋭い人を採用するには、面接する人を変えてはどうか。
  採用方法でなく、人に焦点を当てて変えるのも有効なときがある。
9.体の不自由な方々を雇用すると、人との接し方等、通常見えないものが見えるようになる。日本理化学工業のような企業を見習いたい。
微笑みある話題、来年は大久保様のピアノ独奏をお聞きしたく上達をご期待します。

筆者は「己の感性を磨く」ため、毎日、日めくりカレンダーで心を新たにしています。
 1日 いちずな心、2日 少しずつ少しずつ あせらずあきらめず、3日 どんな自分になりたいの……30日 不平と不満からは 幸せの芽ははえない、31日 自分の歩みを止めた処が行きどまり(大谷徹奘=おおたにてつじょう 著)、大部分できていませんが、一つの心掛けとしています。せっかくの機会、他の日めくりカレンダーもご紹介します。
 1日 人はいくつになっても 生きかたを 変えることができます。……31日 一瞬が連なって一日、一年となり、一生となるのです。 (日野原重明 著)

 最後に一言、一人称、原体験、原理・原則(考え方の基本や行動原則)の三つを基軸に
することを改めて提唱して筆を置きます。
                                  (理事 塚本裕宥)