12月6日(土)
広島県から徳島県に来ています。
今朝は寒かったですね。広島では雪がちらついていました。
ただ瀬戸大橋から見える景色はいつ見ても素晴らしいですね。
昨日書きました「リーダーのあり方」、江田島の旧日本海軍の海兵学校の『五省』。
これは「いつも自分自身を振り返りなさい、そうでなければ成長できませんよ」ということ。
自分で自分を振り返ることによって、「気づき」が生まれる。
経営品質向上プログラムの価値がまさにそれです。
経営品質向上プログラムには、「あれしなさいやこれしなさい」などは書かれていません。
質問項目、考える枠組みを提供しているだけです。
こういった視点で自社の経営を考えるとどうですか?
そもそも今やっていることは、どんな思いや考えから導かれたのですか?
具体的に何をどこまでやろうとしているのですか?
他とのつながりや連携はどうしているのですか?
これまでの成果から何を学んで変えてきた、これから何を変えようとしているのですか?
などなど、
経営の要素ごと(リーダーシップやマーケティングなど)に問いかけられます。
いつも経営を自分たちで反省することの大切さ
それを「セルフ・アセスメント」と言っています。
セルフ・アセスメントは以下のように定義されています。
「自分たちが何をしているのか。なぜそうしているのか。またそれをどう行うか」を考えることで多くの気づきを得ること。
アセスメントというと、「評価」と訳すことが多いのですが、私はあえて「評価」という言葉を使わないようにしています。
それはなぜかと言えば、「評価」と聞くと、どうしても「良く見せたい」という気持ちがあるからです。
特に行政で見かけたのですが、「第三者評価」など本当によ~く化粧しています。
できていることよりも、できていないことを明らかにして、そこからどうするのかが大事だと思うのです。
傲慢にならず、謙虚に自分を振り返る、反省する。
そこに気づき、学びが生まれるのだと思います。
なので、経営品質向上プログラムに取り組むと組織が良くなるのではなく、謙虚に反省する意識がないと効果がありません。
それをこの10年、いろいろな組織(民間も行政組織も)を見てきて感じています。
最後に、リーダーとしてセルフ・アセスメントするために、尊敬する福島正伸さんの言葉を紹介します。
これを初めて読んだとき、正直涙が出てきました。
****************************************
誉めても、叱りつけても
どのように接したとしても
人は、それに応じた育ち方をする
子をみれば、親がわかり
部下をみれば、上司がわかり
社員をみれば、社長がわかる
人が勝手に一人で育つことはない
人は育てたように、育っている
自分のまわりにいる人は、自分の鏡である
相手がそうしているのは、自分がそうしてきたから
相手が本気にならないのは、自分が本気になっていないから
怒らないとやらないのは、怒ってやらせてきたから
まわりが助けてくれないのは、自分がまわりを助けてこなかったから
部下が上司を信頼しないのは、上司が部下を信頼してこなかったから
収入が少ないのは、価値を与えていないから
つまり
得るものを変えるためには、まず与えるものを変えれば良い
他人を変えたければ、自分を変えれば良い
人を育てたければ、自分が育つ姿を見せることである
福島 正伸
****************************************
自分自身を反省し、日々成長させていくことが、良きリーダーへの旅路なのですね。
そしてそれが、経営の品質を向上していく第一歩であり、極めて大切なことだと確信しています。
明日は、徳島県上勝町へ出かけてきます。
