12月11日(木)
最近の世界恐慌の中で、経営品質向上を取り組んでいた(と思われる)組織・企業は大きく分けると2つに分かれていますね。
「こんな時に、経営品質なんてやっている場合じゃない」
「こんな時のために、経営品質を高めることを学んできた(取り組んできた)のだ」
みなさんはどちらですか?
米国では国営自動車会社が生まれるかどうか、米国議会が注目されています。
下院は通りましたが、さて上院はどうでしょうか。
そもそも国営にしても、売れる車を作っていないのですから大変だと思いますが。
厳しい環境の中でこそ、経営の真価が問われます。
大量生産・大量販売のビジネスモデルから、量から質へ、御用達のビジネスになっていくと思われます。
さて、「重視する考え方」ですが、今日は2つほどを。
「顧客から見たクオリティ」
お客様にとって価値があるということが重要です。
以前、「品質(クオリティ)」の説明でもしたように、良いか悪いかの最終判断は受け手、お客様がします。
お客様はご自身の判断基準を持って、それで判断するのです(知覚品質)。
しかもお客様は競合企業など、他と比べていますので、他よりも優れていないと価値があると判断されません。
そのためには独自能力を高めなければならず、またその大前提として、自分たちの顧客は誰なのか、どのような価値を提供するのかを明確に決めていかなければなりません。
従って、「顧客から見たクオリティ」は企業にとって重要な「戦略」ということになります。
「リーダーシップ」
今晩のニュースを見ていたら、最近の自民党内において首相の政策運営に対する批判が多い状況に古賀氏が、「後ろから鉄砲を撃つことだけは絶対にないようにお願いしたい。」と発言していました。
私のリーダーシップの師匠であるワシントン大学のベティン教授は以前、ご自身がベトナム戦争で戦った経験から、以下のような話をしてくれました。
「リーダーシップは生き死にに関する重要な問題である。信頼されないダメなリーダーの組織は、敵が急に前から攻めてくると弾が後ろから飛んでくる。みんなダメなリーダーを殺して逃げてしまう」
組織は信頼関係で結ばれているし、そうでなければ組織力、相乗効果は生まれてきません。
いかに信頼関係を築き上げるか、リーダーシップは極めて重要な問題です。
メンバーひとりひとりの意識(目的意識・問題意識)を高め、考える力を上げなければなりません。
組織内に対話が十分に行われ、対話そのものが学習と共感の場となるようにしていかなければなりません。
そしてリーダーは、良き語り部であるとともに、良き聴き手にならなければならないのです。
「良き語り部」と言うと、リーダーにとって気をつけなければならないのが失言。
これも今晩のニュースからですが、失言の多い首相に対して伊吹氏が「失言しないコツ」を話していましたね。面白いのでちょっと紹介します。
避けるべき6つの「T」
1.「正しい」と思い込んで不要な発言をする
2.「立場」をわきまえず、言ってはいけないことを言う
3.人を見下すような「態度」を取る
4.話す「タイミング」を間違える
5.「旅先」で気がゆるむ
6.笑いを取ろうと「例え話」をする
世界経済の大混乱だけでなく、国内の政治も混乱ですから大変です。
しっかりと頑張っていきましょう。
