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雑感

12月12日(金)

宮崎に来ています。
これから宮崎の友人たちとの懇親会があるために(おそらくホテルに帰ってくるのは12時を過ぎるでしょう)、今日は「経営品質講座」というよりも雑感として書かせてもらいます。
(えっ、いつも雑感みたいなものじゃないかという突っ込みはやめてください)

宮崎の方に商売の様子を聞いてみたところ、みなさんかなり厳しいとの声です。
17年前のバブル崩壊の時に宮崎はあまり大きな影響はなかったので、今回の株価急落などを見ていても、そんなに大変なことにならないだろうと考えていたそうです。
そういう方が全国に多いんでしょうね。

あの当時は日本がバブルが弾けましたが、米国や欧州は過熱も暴落もしていませんでした。
金融市場は各国そんなにつながっていなかったし、ましてや商品市場も金融市場との連携はさほどありませんでしたね。
つまりまだインターナショナルの頃で、世界の市場には「防火シャッター」がついているようなものだったのです。
それを米国が、そんなのは非効率だ、世界の市場を(金融も商品も)ひとつの考えで動かした方が良いと世界中に広めました。
それがグローバルスタンダード。(アメリカンスタンダードなんですが)
そして米国はその胴元として、米国が借金をしてモノを買って世界中にばら撒いたお金の回収に力を入れたのです。
だから米国は世界中から米国に投資しやすいようにと変てこな金融商品(デリバティブズ)を大量に作り、ドル高政策を推し進め、自国の産業競争力はあきらめました。

何度も書いていますが、今回の世界恐慌はこれまで経験したことのないもの。
特に30年間続いた不均衡の世界経済システムが機能停止になってしまったのですから、根本的に作り直しをしなければならないようです。

今、一番恐れていることがあります。
すでにギリシャでその動きが出始めてしまっているので心配しています。

「経済とは、みんながご飯を食べられる仕組み」

先日藤原さんから教えてもらった言葉ですが、まさにその通りだと思います。
極端に言えば、資本主義でも社会主義でもかまわないのだと思います。
人々がまずご飯を食べれなかったら、その経済はダメだということになります。

ギリシャでは若者が暴動を起こしてなかなか治まりません。
今、欧州各国は自国に飛び火してくるのを恐れています。
米国ではオバマが、昔、世界恐慌の後にルーズベルト大統領が行った「ニューディール政策」のようなものを行う用意があると発表しています。
ぜひ日本でも、お金を配るとか補助金を出すとかではなく、政府が仕事を用意するところまで来ているのだと思っています。

社会が一番怖いのは、失業者が溢れること。
ご飯が食べられなくなることです。

日本の歴史を見れば、そういう時に、一揆・打ちこわしが起きています。

仕事がある。
寝る場所と食べるものがある。

増税や減税の議論ではなく、今はどんなに財政が厳しくなっても、そこを何としてほしいと願っています。

では、これから宮崎の夜の街に出かけてきます。

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2008年12月12日 18:24に投稿されたエントリーのページです。

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