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重視する考え方 その3

12月13日(土)

米国では自動車会社救済が、議会上院で法案協議が決裂してしまいましたね。
米国政府は公的資金で支援することを検討すると緊急声明を発表しましたが、さてどうなるのでしょうか。
為替市場はドル売りが加速して、いよいよ1995年につけた79円が視野に入ってきました。
日本に多額の貿易黒字を稼ぎ出してくれている製造業も正念場を迎えています。そして日本経済そのものも、先人たちがこれまで数多くの困難を乗り越えてきたように、今こそ変化しなければならない時ですね。
でも私は日本人のDNAには変化を乗り切る力があると信じています。


さて今日は、「重視する考え方」を引き続き考えていきたいと思います。

プロセス志向
 経営品質向上プログラムに出会ったときに、まず一番何が興味深かったかと言えば、このプロセスを重視するという考え方でした。
大学時代に会計学を、銀行に入って財務諸表の見方を学んでいたのですが、それだけではどうしてもわからない、見えないことがあると感じていました。
もちろん結果の数字は大事なのですが、もっと重要なことは、結果を導くプロセス。
プロセスの改善、改良、革新なしに、結果を変えることはできませんからね。

ただプロセスという言葉(英語)に抵抗のある方もいます。
プロセスとは何か、まずそこがなかなかわかりづらいのですね。

プロセスとは何かを定義すると、「継続的に一貫した結果を出すための、一定の活動の連続」。

でもなかなか簡単に説明できなくて、つい簡単に「仕事の流れ」と言ってしまうことがあります。

「プロセス志向」について、アセスメント基準書では以下のように説明しています。

『経営品質向上プログラムでは、業務プロセスとともに、高い価値を求めてプロセスを変えていく経営革新プロセスに焦点をあてています。
 ひとつは、組織の目的を達成するという視点に立って業務と業務のつながりを重視し、組織や部門の枠を横断する全体最適なプロセス創造を追及しています。
 次に、こうしたプロセスを追求するには、ものの見方や考え方を革新しなければなりません。組織の枠を超えて全体最適のプロセスが実現できるような、組織のものの見方や考え方、話し合い方や掘り下げ方など、知識創造のプロセスが組織内で構築されていなければならないと考えています。』

大事なことは、ものの見方や考え方、話し合い方、掘り下げ方もプロセスであり、その革新こそが重要であるということですね。

良い例えではないかもしれませんが、ゴルフのスコアを良くしたい、ハンディを下げたいと思ったらどうするか。
すぐやってしまうのが、簡単にクラブを買い換えてしまうこと。
でもダメですよね。
導入した仕組みがうまくいかないと、反省もせずにすぐ新しい仕組みに飛びつく会社みたいなもの。
やはり、「心・技・体」のそれぞれをいかに高めるかを考えていかなければ無理です。
特に上級者になればなるほど、心、メンタル面を重視し、強化していきます。
メンタル、それこそプロセス。

「経営革新を推進する」ということで、よく紹介するのが「健全な組織プロセス」について

  「成果を高める」
  「成果を高める行動に変える」
  「優れた行動を導く対話を行う」
  「良い対話の前提となる思考を高める」
  「思考を高めるための意識を変える」

また、多くの人が知っている「PDCAサイクル」
Plan(計画)→Do(行動)→Check(評価)→Action(改善・学習)

Do(行動)だけがプロセスではなく、それぞれPDCAがプロセスであり、私は特にPlan(計画)のプロセス改善・革新が重要だと考えています。
それが「健全な組織プロセス」で書いた、下の3つ。
Planの質を高める、革新するためには、まさに意識と思考、対話を変えなければなりません。

尚、プロセス評価は結果と違い数値化できないことがありますが、定性的に捉える努力が求められます。
なかなか難しいと思いますが、それも今後この講座で考えていきましょう。

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2008年12月13日 23:12に投稿されたエントリーのページです。

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