12月14日(日)
宮崎から水戸へ戻ってきましたが、寒いですねえ。
最近、企業で作るビデオを見せていただいていて気づいたことがあります。
高知のOさんが作る感動ビデオもそうですが、バックに流れる曲が小田和正さん(オフコース)の『たしかなこと』や『言葉にできない』、そして『生まれ来る子供たちのために』。
オフコース世代の私にとって小田和正さんは特別な存在ですから、最近ではもうイントロが流れただけで涙がこみ上げてきてしまう「パブロフの犬」状態です。(苦笑)
ところが最近、若い社員さんの多い会社のビデオ(やっぱり社員さんやお客様の笑顔いっぱいの感動ビデオ)に流れている曲が・・・、ミスチルなんですね。
『GIFT』 『HERO』、そして『しるし』・・・。
若い社員さんたちがこの曲を口ずさみながら涙を流している姿に感動してしまいました。
良い曲ですよね。小田さんもすごいけど、桜井さんも天才。
我が家の娘たちも大好きでよく家やクルマの中で合唱していますから。
でもこれってビデオを作る人の年齢と関係あるのでしょうかね・・・(笑)。
さて、今日の「重視する考え方」は、
『対話による「知」の創造』
アセスメント基準書の説明の一部を紹介します。
『「知」には情報や知識・知恵を含めてあらゆるものが入りますが、特に「知」を活用するために、次の3つが不可欠です。
1)現状を分析し課題を明確化して、解決方法を確立する方法についての「知」
2)現在の業務における専門的な技能や「知」
3)組織やチームのプロセス結果をダイアログ(対話)によって高め、創発が生まれるようにするセンスと技術などの「知」
決定的に重要なのは、既成概念や慣習にとらわれない活気に溢れたダイアログ(対話)を発展させるための知識と風土づくりであり、そのためにも、絶対的に正しい理論や知識というものは存在せず、お互いの考えをお互いに話し合い、聴き合うことで、はじめて新たな「考え方」が生まれるとの前提に立つことが重要です。』
みなさんの組織において、話し合い(対話)はあるでしょうか。
話しているだけ(特に上司が)になっていないでしょうか。
ひとりひとりが、事実と意見を分けて、1人称で話をしているでしょうか。
聞きながら次に何を話そうと考えているのではなく、心から相手の言葉を、言葉の裏にある心を理解しようと聴いているでしょうか。
相手の持っている知識や経験を否定せずに聴き、自分の持っている知識や経験と反応させ、新たな考えを生み出しているでしょうか。
『対話による「知」の創造』といえば、ナレッジマネジメント。
ナレッジマネジメントといえば、野中郁次郎先生。
野中先生は、日本経営品質賞委員会のメンバーでもあります。
私がもう10年間愛読している月刊誌『致知』の今月号に、野中先生と三井物産の槍田社長との対談が出ていました。そこに『対話による「知」の創造』について書かれていたので紹介します。
(個人的に「致知」1月号はいつも以上に素晴らしい内容だと感じました。ぜひ読んでみてください)
三井物産の価値観「良い仕事」について、野中先生が話をされています。
『私も実際にタイに行って現地の幹部やスタッフが「良い仕事とは」と議論し合う様子を見たことがあります。青くさい議論なんですけども、これがとても重要なんですね。唯一最善の解なんてないわけですから、自分の頭で考え、仲間と議論を繰り返さない限りよい答えは浮かんでこない。知は迂回しながら膨らんでいくものというのが私の持論です。』
『ですからこれからの時代、強烈なカリスマというよりも、槍田さんの車座ではありませんが、経営者が現場に入り込んで重層的に対話の場をつくり、自身のコンセプトを話し、皆で共感し合う。そしてそれを浸透させていくリーダーシップが理想的だと考えています。』
急に良い対話をしようとしてもすぐにはできません。
でもやらないことには何も生まれません。
まずは場をつくり、始めてみてください。
『ほんものはつづく、つづけるとほんものになる』(東井義雄先生)
