12月3日(水)
昨日は今年で3年目になるICPEの目玉事業『茨城で働く社長のための経営塾』の第3回目の講義がありました。講師はもちろん岡本正耿先生。
私も事務局として後ろに座っているのですが、ずっとメモを取り続けている状態でしたね。
いつも聞いても岡本先生の話にはたくさんの気づきと学びがあります。
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経営を考えると、
最初は社員に対して「割り当て・指示・チェック」が中心になることが多い。
それが「目標・対話・自己評価」に変わっていく。
つまり、「支配統制」型から「目標と参画」型へ。
しかし急に変わることはできないので、徐々に、少しづつ変化していくしかない。
経営を「ひとりで考える」のは勝手にできるが、「組織で考える」となると勝手にはできない。
組織で考えるには話し合いをしなければならず、そのためには「考える枠組み」を共有しなければ、話し合いは混乱し雑談になっていってしまう。
特に社長と社員では、「見えているもの」と「見えるもの」が全く違っていると言っても良い。だからこそ「目標と参画型の経営」にしていきたいのであれば、考える枠組み(フレームワーク)が必要であり、「マーケティング」はそのフレームワークを提供するものである。
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経営とは何は、経営とはどんな意味なのか、について一昨日・昨日と考えてきました。
以前にある地方自治体の管理職の方に、「行政経営品質と言っても、まず何で我々が経営なんだ。それが理解できない。」と質問されたことがあります。
その時に、「違いますよ。経営ですよ。」と言ってもただ対立するだけなので、まず、「ところで経営とはどんな意味だと思っているのですか?」と聞きました。
その答えは、「経営はお金儲けだろう」
そう思っている人は行政の方にまだまだ多いんでしょうね。
そう思っている人に「行政経営品質」とか「行政経営改革」とか言っても、そもそも考えようとしないですよね。
その辺りから根気強く、対話をしながら納得してもらうことをしなければなりません。
もちろん経営の目的をお金儲けにしている人が世の中にはたくさんいることは事実です。
お金儲けは社員や地域、今後の事業を考えても、とても大切なこと、絶対必要なことです。
ただそれが目的なのかどうかが大きな違いになってしまうのです。
ピータードラッカーはこう言っています。
「企業とはなにか、という質問に答えるためには、われわれはまず、企業の目的を考える必要がある。企業が社会の一機関である以上、企業の目的は企業それ自身にあるのではなく、企業をその機関とする社会のなかになければならない。したがって企業の目的について正しい定義はただひとつしかない。それは顧客の創造である。」
数年前にホリエモンが、文藝春秋の特集で、『日本の経営者は経営なんてやってないんです』というサブタイトルのインタビュー記事が載っていました。
ホリエモンは、自分の頭で考えない経営者に対して、「経営とは自分の頭で考えることなんだ。あなたたちは(彼の対象は規制に守られている大企業や業界横並び企業の経営者)は経営なんてしていない!」とバッサリ切り捨てていました。
(私もその点については賛成ですが)
そのホリエモンに対して、日本の多くの経営者や有識者と言われる人たちは、「君の経営の目的が間違っている。経営の目的は、お金儲けではなく、お客様や社員、社会のためにあるんだ。それを志と言うんだ。君のは単なる野心だ。」と切られた刀で切り返していましたね。
品質とは目的に対する適切さの度合
ならば「経営品質」とは、経営の目的に対する適切さの度合ということになりますね。
「適切さの度合」というのは、単に成果だけではなく、成果を生み出す状態、つまりプロセス、さらにプロセスを考え動かす人や組織の状態ということになります。
そして経営の目的も、経営品質協議会では明確にしています。
それが「基本理念」にある
「顧客本位」「社員重視」「社会との調和」
つまり、顧客や社員、社会のための経営としています。
だから日本経営品質賞の審査をする場合、まず何が大事かといえば、経営の目的が何かということになるんです。
経営をそのように考えるのであれば、企業だけでなく、自治体でも学校でもNPOでも、経営をしているし、その品質を高めることが大切であることは理解してもらえるものだと信じています。
さてさて、今日は経営の次元の話をしようと思っていたのですが、長くなってしまったのでまた明日にします。
