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ドラッカー「5つの質問」

3月17日(火)

野球のWBC第2次ラウンドが始まり、昨日は日本がキューバに圧勝でしたね。
元野球少年の私も朝4時半起きでTV観戦しましたが、あんなにコントロールが良く、球のキレの良い松坂投手を初めて見た気がします。さすが怪物。舞台が大きくなればなるほど力が出てくるんでしょうね。
投手が良いと打線も良くなっていきます。ぜひ2連覇できるよう頑張ってほしいですね。

さて今日は、私の友人たちが最近、ブログで紹介している本について書いていきたいと思います。

経営者に贈る5つの質問』  P・F・ドラッカー  ダイヤモンド社

ご存知、ピーター・ドラッカーの有名な「5つの質問」です。

このテーマでブログを先週末に書こうと思っていたのですが、なぜ今日まで書かなかったのかというと・・・。

この「5つの質問」はドラッカーが非営利組織のために作成したとこの本にも書かれていました。
ちょうど私もその本を持っていたので、再度読み返しました。

非営利組織の成果重視のマネジメント ~NPO・行政・公益法人のための「自己評価手法」~』 ダイヤモンド社  

この本には、「5つの質問」を実践(自己評価)するための15のワークシートが掲載されています。

さらに、ドラッカー関連の本が読みたくなってしまい、
『ドラッカーの遺言』  講談社
『ドラッカー先生の授業』 ウィリアム・A・コーン  ランダムハウス講談社
を読みふけってしまい、手がやっぱり、『現代の経営』にまで伸びそうになって止めました。
そんなわけで時間がかかってしまい、経営品質講座を書くのが遅くなってしまったのです・・・。

『現代の経営』は、まさに経営のバイブルのような本で、私も年に一度は読み返すようにしています。
今年も予定では今月末の休みに読む計画でしたので、今回はちょっと待つことに。

しかし本棚を見ると、そんなに多くはないと思っていましたが、ドラッカーの本が18冊ありました。
う~ん、やっぱりドラッカーは経営の基本です。
何度も読んでいるはずなのに、読むたびに気づきがあります。


さて、この「5つの質問」はみなさんご存知ですよね。
経営品質協議会の昔の人材育成プログラムであった、「アセスメントコースG1~3」の講義の中でも取り上げていました。

 1.われわれのミッションは何か?
 2.われわれの顧客は誰か?
 3.顧客にとっての価値は何か?
 4.われわれにとっての成果は何か?
 5.われわれの計画は何か?

シンプルでありながら、意味深い問いかけです。

昔、「非営利組織のためのピーター・F・ドラッカー財団」が設立された時、多くの非営利組織から、
「自分たちが何をし、なぜそうしているのか、また何を行わなければならないのか、ということについて考えるための手段こそ、私たちにとって最も重要なマネジメント手法なのです」
という意見が寄せられたので、「5つの質問」という「自己評価手法」を開発したといわれています。

しかし非営利組織だけではなく、企業をはじめあらゆる組織に使える問いかけ。

何よりも大切なことは、自分で自分の組織を見直す(セルフ・アセスメント)こと。
その意味は、この経営品質講座でも以前に書きましたのでわかっていることと思います。

ドラッカーが本書で「なぜ自己評価が必要なのか」について書いているのですが、その中でも私が強く感じたところを紹介します。

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「5つの質問」に答えるには、顧客との対話が不可欠である。あらゆる検討と決定において顧客の見解を必ず織り込まなければならない。

「5つの質問」がもらたすものは、行動のための計画である。計画とは明日決定するものではない。決定することのできるのは、つねに今日である。
明日のための目標は必要である。しかし、問題は明日何をするかではない。今日何をするかである。
計画とはその都度のものではない。うまくいくものを強化し、うまくいかないものを廃棄していくという連続したプロセスである。測定可能な目標を設定し、体系的なフィードバックを通して成果を評価し、状況に応じて調整していくというプロセスである。

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まさに経営品質向上プログラムの目的と同じですよね。
というか、MB賞もJQAも、このドラッカーの考えが基本になっていると思います。

このシンプルな「5つの質問」は、本書ではそれぞれにいくつかの追加質問があり、それを考えることでより深い気づきを得られるようになっています。
「5つの質問」だと、少々抽象的な問いかけなので、深く考えようとしないと、答える方も漠然とした答えになってしまい、そこには気づきが生まれてきませんからね。

ここではそれらすべては紹介することはできませんが、ほんの少しだけ紹介してみたいと思います。

1.われわれのミッションは何か?
 ・われわれの組織の存在理由は何か?
 ・今行っていることはなぜ行っているのか?
 ・要するに、われわれは何をもって憶えられたいのか?

5.われわれの計画は何か?
 ・成果につながるゴールは何か?
 ・ミッションの実現に有効なゴールは何か?
 ・ゴールに到達するために有効な評価可能な目標は何か?
 ・評価可能な目標の達成に有効なアクション・プランはどのようなものか?
 ・ゴール、目標、アクション・プランにどれだけの予算と日時が必要か?
 ・ゴール、目標、アクション・プランそれぞれの実現について責任者は誰にするのか?
 ・計画の実行には、どれだけの要員が必要か?
 ・計画の実行はどのように評価するか?

いかがですか?
これらはほんの一部で、「5つの質問」となっていますが、ひとつひとつに10以上の追加質問がありますので、かなりの問いを考えていかなければなりません(苦笑)。

本当はいつも自分たちを見直すことが必要ですが、特に今のような環境変化の激しい時こそ、もう一度自己評価をしてみてほしいと思います。

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2009年03月17日 23:39に投稿されたエントリーのページです。

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