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「考える」「想像する」「感じる」

3月29日(日)

先週の沖縄・宮古島では、海でシュノーケリングをしたりと、たっぷり楽しんできましたが、帰ってくると・・・。
新潟の長岡、広島の三原、そして週末は東京で日本オセロ連盟主催の「オセロ名人戦」と相変わらず出張続きですが、ここのところ本当に寒い毎日ですね。都内は桜が満開かと思えば、ブレーキがかかったようです。
私も気温の変化の激しさにカラダがうまく対応できなくて・・・。(苦笑)
来週にはまたひとつ歳を重ねてしまいますから、しっかりと体調管理をしていかないとなりません。

この1週間もいろいろとニュースがありましたね。
野球少年だった私にとっては、春の高校野球も目が離せないのですが、やっぱりWBC。
良いも悪いも侍ジャパンはイチロー中心のチームだと思っていましたが、やっぱりそうでした。
しかし彼の美学とでもいうのでしょうか、韓国との決勝戦で決勝のセンター前ヒットを打った後のベース上でのクールな表情、そして優勝後のハシャギぶり。
リーダーとしてイチローを見た場合、いろいろと学べるものは多いですね。

また、同じ一郎さんの対応も・・・。
これまでと同じように、最後の最後にまた自分でひっくり返してしまうのでしょうか。
こちらのリーダーシップからも学ぶことは多いですね・・・。

面白いニュースと言えば、インドのタタ自動車。
何と22万円のクルマ「ナノ」を販売するそうですね。
世界最安値の自動車、いやいや、安すぎでしょう。
いくらいろいろと省いたといっても・・・、ボディもかなり薄いようですから、正直ちょっと恐いですね。

さて、変化はますます激しくなっていますが、最近読んだディズニー・インスティテュートの本に次のような文章がありました。

変化の大きい時代に、未来を受け継ぐのは学び続ける者である。学ぶことをやめてしまえば、身につけた知識はすでに存在しない世界でしか通用しないものになってしまう。

学ぶこと、学ぶ姿勢が大切ですよね。
常識が日々どんどん変わっていく、そんな時代です。

そして、学ぶことと言えば、二宮尊徳の言葉も、

人、生まれて学ばざれば、生まれざると同じ
 学んで道を知らざれば、学ばざると同じ
 知って行うこと能はざれば、知らざると同じ
 故に、人たるもの、必ず学ばざるべからず
 学をなすもの、必ず道を知らざるべからず
 道を知るもの、必ず行はざるべからず

学んだら、自分の進むべき道を考え、実践あるべし。
「知っているか知らないか」より大事なことは、「やるかやらないか」。

「学んで道を知る」ことは、「人としてのあるべき姿」、「自分のありたい姿」を考えること。

人もそうならば、組織もそうで、「組織のあるべき姿、ありたい姿」を明確にしていかなければ、組織がまとまっていきません。

この時、大切なことは、「考える」よりも「想像する」こと。
「Think」よりも「Image」

ビジョン(vision)はビジブル(visible)でなくてはなりません。
頭の中で考えるのではなく、目をつぶった時に映像が見えるようにすること。

ディズニーの研修を受けた時もそんなことを言われました。
「想像してごらん。お客様が遠いところから、家族で本当に楽しみしてディズニーランドに来た様子を。みんながどんな表情をしているか・・・」

会社でもみんなで想像すると良いですね。
「いい会社って、どんな会社か。職場・現場ではみんながどんな様子で、どんな表情で働いているか・・・」
そしてその情景をみんなで話し合ってみると面白いでしょう。
「いい会社」にしようと言葉だけで伝えても、みんなそれぞれ違う情景を描いていては、まとまりませんからね。
そして相手により良く想像してもらうには、こちらも言葉を磨かないとなりません。

また、「考える」より「想像する」に関連して思い出したのが、
「考える」よりも「感じる」
「Think」よりも「Feel」

これはリッツ・カールトンホテルでの研修で学びました。
「頭で考えるのではなく、感じなさい」と。
お客様やホテルのロビーの雰囲気や活気などは、感じるもの。
理詰めで考えるのではなく、五感をフルに使わないと感じることはできません。

昔、営業でお客様と話をしている時も、ちょっとしたお客様の表情や口調、しぐさなどから雰囲気の変化を感じることができないと商売はなかなかうまく進まなかったことを思い出します。
お客様との信頼関係の構築、高い価値提供には「ニーズの先読み」が何よりも大切ですが、簡単なことではありません。
お客様が口にしてくれないのですから、察する、感じるしかありません。

今では研修やセミナーなどで、会場の参加者の雰囲気や様子を少しづつですが、感じることができるようになってきたかなぁと思っています。

感じて、こちらが素早く変化対応していくことで、相手にとって価値あるものを提供できますからね。

では、どうしたら「感じる」ことができるようになるのか。

簡単な答えはないでしょうが、
まずはそこに意識が向かないとダメですね。

「関心がないことは、目に入っていても見えない。感じようとしても感じない。」

感じたいのであれば、意識を、関心をそこに集中しなければなりません。

そして「感性を高める」こと。

以前もこのブログでも書きましたが、明日の天気は何かとインターネットで調べるのではなく、空を見上げ、風や湿気を感じて判断していかなければ感性は磨かれないですよね。
便利になって失うものがあることを感じます。
お茶や俳句、音楽や絵画など文化・芸術を楽しむことも、感性を磨くために必要でしょう。

考える力、想像する力、そして感じる力。
これら人間としての重要な力を日々高めていかないとなりませんね。

時代の変化はまったなしです。


さて、今晩はNHKテレビ『沸騰都市』が面白かったですね。
この番組は昨年放送された続編。
昨年の番組では、ドバイ・ロンドン・イスタンブールなどの都市の異常なまでの活況を紹介していましたが、米国金融の破綻以後どうなっているかを紹介していました。
昨年番組を見たときに、正直かなりのバブルで、これは大変なことになるだろうと感じていましたが、やっぱり・・・。
ドバイもロンドンもひどい状況になってしまいました。
登場した人たち(昨年も登場した人)の顔色がまったく変わっていましたからね。

自分だけは、この都市だけは大丈夫(繁栄が続く)と思っていたのでしょうか。
「彰往考来(しょうおうこうらい)」
過去を彰かにして、未来を考える
歴史から何を学ぶのかが大事ですね。

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2009年03月29日 22:21に投稿されたエントリーのページです。

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