視察研修会の報告

 卓越した経営を学ぶため、このたび企画させていただいたICPE交流会は、2009年度関西経営品質賞受賞企業のプライミクス(株)埼玉工場様に当協議会の会員様とごいっしょに7月12日にお邪魔させていただいてきました。
 視察会の中では、最初、プライミクス?様がどのようにものごとを考えて、
経営品質向上プログラムを取り入れているのか、などをご担当の永井様から、資料をもとにお話しいただき、その後、実際の現場ではどのような取り組みをされているかを、工場内を見学させていただきながら、ご案内いただきました。
 視察の中で、もっとも印象的だったのが、普段、講習会などのお話だけでは見えにくい
現地での、多くの工夫されている箇所です。本交流会の醍醐味とも言えると思います。
現場を見学させていただいた時、当然、業務中ですので、従業員の皆さまは仕事をしていたのですが、私たちが通りかかると、皆さま、作業の手を止めて、笑顔でご挨拶をいただきました。
また、作業場は隅々まで綺麗に掃除がなされていて、機材などもピカピカでした。
どのように取り組まれているかが、結果として、プライミクス?様の従業員の方々のように人材が輝かすのでしょうし、もちろん業績としても成果が表れてくるのだと感じました。
そして、今回、会員企業様と共に視察をさせていただいたことによって、移動中のバスの中や食事の場などで、皆さまからのご感想や思い、考えなどをたっぷり聴かせていただく時間ができて、大変勉強になりました。
 サービス業の方は、サービス業の目線。製造業の方は、製造業の目線。メーカーの方は、メーカーの目線。などそれぞれの、業種や業態、立場からの目線での感想でしたので、
新たな学びもたくさんありました。
 今回ご担当をいただいた永井様、そして、大阪からこの交流会のために急きょ来ていただいた古市社長。そして、プライミクス?埼玉工場の皆さまには、この場をお借りして御礼申し上げます。
また、今後もこのような機会を設け、皆さまの卓越した経営のお手伝いができればと存じます。
(運営委員 菅原琢也)